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【週末アニメ映画ランキング】「名探偵コナン 紺青の拳」が前作を上回る最高のスタート

4月13日~14日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。人気アニメシリーズの劇場版23作目「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」が、予想を超える大ヒットスタートを切った。今回、劇場版シリーズでは初めて海外が舞台となった。シンガポールで、伝説の宝石をめぐる謎と事件が巻き起こる。12日より全国403スクリーンで公開され、土日2日間で動員114万5000人、興収14億6400万円を稼ぎ出した。これはシリーズ最高興収91.8億円をたたき出した前作「名探偵コナン ゼロの執行人」の興収比113%の成績。公開初日に興収4億円を突破し、3日間では動員145万8000人、興収18億8600万円を超えた。17作目の「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」から6作品連続でのシリーズ最高記録を更新するオープニングとなり、シリーズ最高興収をさらに更新するか注目される。

6週連続首位だった「映画ドラえもん のび太の月面探査記」は2位に後退したが、週末2日間で興収1億円近くをあげ、累計動員は409万人を突破し、興収は47億円に間もなく到達する。前週8位の「映画プリキュアミラクルユニバース」は9位で、累計動員は77万人、興収は8億7000万円を超えた。新作「KING OF PRISM Shiny Seven Stars III レオ×ユウ×アレク」は14位スタートとなったが、全国32スクリーンでの公開ながら高稼働となっている。

新作の潜水艦アクション「ハンターキラー 潜航せよ」は3位に初登場。4位は「ダンボ」で、5位の「翔んで埼玉」は累計興収が33億円を突破した。名作ホラーの40年後を描いた続編「ハロウィン」は7位スタート。

なお、2月8日から公開中の「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」は、4月14日までの66日間で累計動員が105万人、興収は15億円を突破した。同作品の舞台である“新宿の聖地化”がヒットの要因のひとつであると配給会社はあげている。新宿エリアを中心としたプロモーションもきっかけとなり、全国各地から訪れるファンが続出。興収占有率が突出したTOHOシネマズ新宿では、パンフレットやグッズも売り切れが続出し、急きょ再生産が決定するなど盛り上がりをみせた。

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