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【声優朗読会まとめ】全国をめぐる「VORLESEN」、仙台の演劇人と下屋則子がコラボする「ボイカル」

声優による朗読劇は、映像にあわせて声をあてる技術から離れた、役者の生理に近い演技を体感できるのが醍醐味のひとつ。演じる表情とあわせて鑑賞することで、アニメの演技とは違った魅力を感じられるはずだ。「SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ~音劇の章」のような大がかりなものからマイクのみのミニマルなものまで幅広く、役者の鍛錬の場として声優事務所が主催するものも多い。「アニメハック」のイベントカレンダー(http://anime.eiga.com/event/)から、注目イベントをピックアップしてご紹介。

声優朗読劇VORLESEN(フォアレーゼン)」は、クラシック音楽や文学作品などを題材にしたオリジナル劇の公演を全国で行っている。11月4日に大阪・岸和田市立浪切ホール(出演:田丸篤志、興津和幸、廣瀬大介、千葉翔也、中野振一郎)、11月18日に秋田・由利本荘市文化交流カダーレ(出演:逢坂良太、田丸篤志、廣瀬大介、寺島惇太、中野振一郎)、11月25日に広島・はつかいち文化ホールさくらぴあ(出演:飯田里穂、石川界人、山谷祥生、中野振一郎)の他、12月以降も宮城、兵庫と展開していく。

男性声優の表現の幅を広げることを目指し、岩田光央と鈴村健一による音楽ユニット「CONNECT」なども擁するレーベル「Kiramune(キラミューン)」。同レーベルが主催するリーディングライブ「カラーズ」は、10月27、28日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催。柿原徹也、田中秀幸、浪川大輔、野島健児、吉野裕行、代永翼の組と、井上和彦、江口拓也、岡本信彦、神谷浩史、木村良平、三木眞一郎の組の2組が2回ずつ全4公演を行い、全国でライブビューイングも実施される。

声優をゲストに招き、仙台で活動する演劇人が構成・演出を担当する「ボイカルリーディングプロジェクト」第1回には下屋則子が出演。「戦争と一人の女」(坂口安吾原作)を題にとり、下屋は“不感症の女”を演じる。宮城・せんだいメディアテークにて10月20日に2回公演。

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