先月発表された朗読音楽劇「ACCA13区監察課 Regards」のように、アニメのスピンアウトとして朗読劇が企画されるケースも見受けられるようになってきた。普段は見ることのできない声優の演技風景を生で見ることができ、また舞台と同じように基本その場限りのイベントであることも魅力のひとつだ。「アニメハック」のイベントカレンダー(https://anime.eiga.com/event/)からピックアップしてご紹介。
5月3日開催の「1000年女王」復活祭内で、野村道子プロデュースによる朗読劇が行われる。今後予定されているミュージカルのプレ公演という位置づけだ。原作者の松本零士氏によるVTRメッセージ、アニメ版で雪野弥生を演じた潘恵子が娘の潘めぐみと登壇する親子トークショーなどもプログラムされている。朗読劇には、かないみか、稲川英里、北沢洋、濱健人、益山武明、夏吉ゆうこ、齋藤綾、柿崎弟知、小島権徳が出演する。開催場所は、同作の舞台でもある茨城・つくば市のつくばカピオホール。
声優のセリフつきバレエ「ジゼル」が、5月26日に東京・ティアラこうとう大ホールで催される。バレエダンサーが演技する舞台の下手前方に声優陣が立ち、リアルタイムでセリフとナレーションをあてるユニークな試みだ。中村繪里子、濱野大輝、河崎文亮、木村涼香、中村慈、岩川拓吾、小俣凌雅が出演。
小野大輔が2年ぶりに故郷の高知・佐川町で行う「帰郷イベント第2弾“声~show~2”」では、芥川龍之介の「鼻」「芋粥」の朗読が行われる。故郷ならではのエピソードトークも披露されるとのこと。佐川駅から会場までの専用無料シャトルバスも運行される。