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ハリウッド版実写「君の名は。」監督は「(500)日のサマー」マーク・ウェブに決定

全世界での累計興行収入400億円を記録した新海誠監督の「君の名は。」をハリウッドで実写映画として製作する企画(タイトル未定)のメガホンを、「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督がとることになった。

配給大手・東宝が米パラマウント・ピクチャーズ、J・J・エイブラムスの製作会社バッド・ロボットと共同で開発を進めている今作は、田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験するところから物語が始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにいく……というストーリーになる。

エイブラムスとともにリンジー・ウェバーがプロデュースを担当し、脚本は「メッセージ」でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが執筆する。オリジナル版のプロデューサーだった川村元気氏も、今作のプロデュースに参加している。

ウェブ監督決定を受け、川村氏は「われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています」とコメントを寄せる。さらに、「『(500)日のサマー』に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています」と胸中を明かしている。

1974年生まれのウェブ監督は、「(500)日のサマー」で長編監督デビュー。「アメイジング・スパイダーマン」「アメイジング・スパイダーマン2」のほか、クリス・エバンス主演のファミリードラマ「gifted ギフテッド」や、ニューヨークで暮らす青年の恋愛や成長を描いた「さよなら、僕のマンハッタン」などを手がけている。

なお、製作スケジュール、公開日、キャストなどは現時点で未定となっている。

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