4月6日～7日の国内映画ランキング（全国週末興行成績・興行通信社提供）が発表された。新年度がスタートした最初の週末は上位5作品に変動はなく、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が6週連続で首位をキープ。週末2日間で動員14万6000人、興収1億7500万円をあげ、累計動員は396万人、興収は45億3000万円を突破した。6週連続首位は、2004年以降に公開された「映画ドラえもん」シリーズで初の快挙となり、今年の春休み興行も制した。
2位は「ダンボ」、3位には「翔んで埼玉」が続き、「キャプテン・マーベル」は4位、「バンブルビー」は5位をキープした。
前週6位の「映画プリキュアミラクルユニバース」は8位で、累計動員は73万人、興収は8億2000万円を超えた。ファミリー層を中心に支持を集める人気シリーズの劇場版第14弾「映画 きかんしゃトーマス Go！Go！地球まるごとアドベンチャー」は11位発進となったが、歴代最高の動員、興収（最終興収1.4億万円）を記録した前作「映画 きかんしゃトーマス とびだせ！友情の大冒険」と並ぶ数字をあげている。前週10位の「えいがのおそ松さん」は12位となり、累計興収は5億円を突破した。
なお、第91回アカデミー賞で作品賞ほか8部門にノミネートされ、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞を受賞した新作「バイス」は10位スタートとなっている。
12日からは大ヒットアニメシリーズの劇場版23作目「名探偵コナン 紺青の拳（フィスト）」が公開される。