真島ヒロ氏による人気ファンタジー漫画が原作のテレビアニメ「FAIRY TAIL」ファイナルシリーズの主題歌アーティストが発表された。オープニング主題歌「power of the dream」は音楽ユニット「lol（エルオーエル）」、エンディング主題歌「Endless Harmony」はフィリピン出身の歌手・Beverly（ビバリー）が歌う。
「FAIRY TAIL」は、2006～17年に「週刊少年マガジン」（講談社刊）で連載され、全世界累計発行部数6000万部を超える人気作。火を自在に操る“火の滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）”のナツが、相棒の猫ハッピー、星霊魔導士のルーシィら、魔導士ギルド「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」の仲間たちとともに、数多の強敵に立ち向かっていく。テレビアニメ版は09年にスタートし、これまでに277話が放送されており、ファイナルシリーズでは、「妖精の尻尾」が解散してから約1年後の世界を舞台に、新たな物語が描かれる。
5人組みユニット「lol」の佐藤友祐は「昔から漫画を読んでいて、ストーリーや、絵が大好きだったので、ファンとして今回のファイナルシリーズで作品に携わることができたことを光栄に思っています。フェアリーテイルのギルドを大切にする仲間を思う気持ちや、どんなに困難な道でも信じて突き進むという強い意志は、夢を目指す僕たちの活動にも影響を与えてくれています」と「FAIRY TAIL」への思いを明かした。
Beverlyも「私はフィリピンで学生の頃から『FAIRY TAIL』の大ファンです。『FAIRY TAIL』は、仲間や家族の重要性を教えてくれた、とても大切な作品です。ナツやルーシィは、問題や、危機に直面した時、みんなで助け合い、戦い、そして乗り越えます。そして、それぞれのキャラクターの魔法が、とてもカッコよくて、興味深いです（とても羨ましいです！ 笑）。私は本当に『FAIRY TAIL』が大好きなので、その作品の最終章のエンディングテーマを歌わせていただけると聞いた時、びっくりして、とても興奮しました。本当に感謝しています。毎回エピソードの最後に私の曲が流れると思うと、興奮が収まりません」と胸中を語っている。
「FAIRY TAIL」ファイナルシリーズは、10月7日からテレビ東京系6局ネットで放送開始。