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「けもフレ2」初披露でスタッフ陣が安堵「長い旅でした」 尾崎由香が見た“前作から変わらないもの”

人気テレビアニメ「けものフレンズ」の第2期「けものフレンズ2」の第1話先行上映会が12月17日、東京・新宿ピカデリーで開催された。

2017年1~3月に放送されたテレビアニメ「けものフレンズ」は、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、人の姿に変身した動物・アニマルガールたちの冒険を描いた。第2期は、サーバルとカラカル森のなかでヒトの子どもと出会い、一緒に旅をすることになる。

イベントには、キャストの尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀、石川由依、小池理子、根本流風、田村響華、築田行子、八木ましろ、菅まどか、木村隆一監督、細谷伸之氏 (テレビ東京プロデューサー)、シリーズ構成・脚本のますもとたくや、アニメプロデューサーの沼田心之介氏が出席した。

第1期の放送から約2年。現在の心境を問われた細谷氏が「長い旅でした。いろいろと。このメンバーでやると決まって1年ちょい。なかなか大変でしたよね」と吐露すると、他のスタッフ陣も「いろいろと(笑)」「言えない感じですか?(笑)」とジョーク交じりに応じる。オファーの経緯を聞かれた木村監督は「最初は『いや、僕!?』と思いました。細谷さんから『やらない?』と言われて、『僕でいいの!?』と(笑)」「とか言いつつ、やるからには頑張りますという感じで引き受けました」と振り返った。

さらに第1期から踏襲した要素として、ますもとが「心がけたことは『とにかく優しい』ということ。『優しいことが正しいことだ』という世界を作りたいなと心がけていました」と説明すると、木村監督も「それが前のシリーズの良いところでもあったので、前のシリーズの良いところはちゃんと残しながら、新しいものができるといいよねというのが共通の思いとしてあった」と続ける。

また第1期からサーバル役を続投する尾崎は、「『2』をやりますと聞いた時は、とってもうれしかったです。ジャパリパークに戻ってこれるというワクワク感、それとともに『サーバルとして大丈夫かな』と緊張もしました」と明かし、「でもさっき初めて(完成した第1話を)見て安心しました」と今作の完成度に自信をのぞかせる。

イベント終了後にスタッフ&キャスト陣が取材に応じ、木村監督は改めて「僕がオファーをいただいてから1年近く経つのですが、長かったような短かったような。なんとかここまでこぎつけられたのは、本当にうれしいなと思っています。制作陣としては、これからが正念場。まだ始まったばかりなので、気を引き締めて良いものを作っていきたい」と言葉に力を込める。今作から参加した石川は、「お客さんは温かい雰囲気の方ばかりで、『けものフレンズ』がいかに愛されているのかを感じました」と述べ、「『けもフレ』の先輩たちって頼もしいなとも感じました」と共演陣への思いを語った。

そして尾崎は、「今日会場に来てくださったフレンズの皆さんの顔を見たら、とっても穏やかで優しい顔をしてくださっていたので、これはみんな気持ちは一緒で『けものフレンズ、おかえり』と感じてくださっているんだなと思ったので、放送がとっても楽しみになりました」と、前作から変わらぬ“けもフレ愛”に感謝を示した。

「けものフレンズ2」は、19年1月7日からテレビ東京とテレビ大阪で毎週月曜深夜2時5分、テレビ愛知で毎週月曜深夜3時5分、AT-Xで8日から毎週火曜午後9時、BSテレ東で9日から毎週水曜深夜12時30分放送。あにてれ、dアニメストア、AbemaTV、ニコニコ動画、Amazon プライム・ビデオでも配信される。

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