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元千葉ロッテのエース“ジョニー”黒木が語る、1998年千葉ロッテ18連敗を踏まえた『パワプロ』e日本シリーズ

2018年11月10日にeペナントレースが開幕し、2019年1月12日には“e日本シリーズ”が行われるeBASEBALL パワプロ・プロリーグ。KONAMIとNPBにより共催されたこの史上初のイベントを、1990年代に千葉ロッテマリーンズのエースとして活躍した黒木知宏氏はどう見たのか。eBASEBALL パワプロ・プロリーグの解説としても弁舌さわやかに、ときに熱く語った黒木氏に、e日本シリーズの展望やパワプロ・プロリーグへの想いを聞いた。

ジョニー黒木が語る“プロ”の姿、そしてあの連敗について

――“パワプロチャンピオンシップ2017”で優勝したマエピー選手が残念ながら1勝もすることができず全敗してしまいました。その試合直後、黒木さんはマエピー選手に「彼もプロなので、逆にここからどうするか」と発言されていました。そのあたりの思いを詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。

黒木今回、esportsでマエピーさんはつらい思いをしました、僕はNPBの中で、つらい思いをした人間なんです。18連敗を経験して……。でも、大連敗をしたとか、失敗を繰り返すことによって悔しくて「絶対になんとかしなければいけない」という思いが出てくるんです。なので、プロである以上勝ち負けは、白黒はハッキリつけられるものだから、今回は負けたという悔しさを自分の中に持って、今度はそれを克服するためにはどうしていったらいいかということを考えてほしいと。きっとマエピーさんはやってくれると思うので、彼のこれからの成長を期待するという思いでそういうコメントになったのですね。

――いまお話にあった、日本記録にもなった18連敗、苦しい話ですが、ああいったときって心理的にはどういった状況でプレーされてたんですか。

黒木なんといいますか、ゾーンには入っていたんですよね、マエピーさんはもしかしたらゾーンに入っていたりしたかもしれない。でも勝負というものはやっぱり相手がいるので、勝負は思い通りにならないこともある。強いから勝つんじゃなくて、勝ったものが強いと位置づけられるわけですよね、そういうことをマエピーさん感じたと思います。僕もそういうことを感じたので。

――理不尽に感じるほどの悔しさの中から立ち上がらなければならない。

黒木ええ。「悔しい思いをしたくないからもう一回練習しよう」と、それをやらなければプロとして落ちていくと思いますから。マエピーさんが今後、esportsの中で日本を背負って立つような選手になってくれると思うので、がんばってもらいたいなという思いはありますよね。

――先ほど、緊張から逃れるには場数を踏むというお話がありましたが、相手がリードし、こちらがビハインドで戦わなければならない、あるいはチームが連敗中であるときに、逆境の中で前向きに戦うためにはどうしたらいいのでしょうか。

黒木単純に言うと準備なんですよ。自分が「これだけのことをやってきたという」準備、自信があれば、いろんなことに対して想定内になり、差し込まれることはないですよね。イレギュラーが起きたときに対応できるかどうかというのが、絶対的に準備なので、その全選手、全チームメイトがちゃんとシミュレーションして、準備をして、この状況だったらこういう選手を起用していくというものを練習の中でしっかりやっていけば、多少なりとも克服できるのかなとは思います。

1998年日本シリーズと同じ、20年ぶりの対決。その軍配は?

――いよいよ行われるe日本シリーズは、ベイスターズとライオンズという1998年の日本シリーズ以来の組み合わせになりましたが、試合の展望や、これまで見てきたなかで、この選手のこのプレーを注目したいというポイントはありますか。

黒木僕はベイスターズを多く中継させてもらいましたが、3人のチームワークが非常にいいんですよね。とくにナイスピッチング率が高いので、そこはひとつ見どころかなと。それにAO選手のバッティングのうまさであったりとか、ピッチングのよさというのをとくにこの大会で感じることがありましたので、それをちゃんと日本シリーズで出せるのか。それが出てなかったら、おそらく自分たちの戦いができていないということになるので、いままでの横綱相撲的な戦いかたじゃない形になるので、僕はAOさんのプレーがひとつポイントになるのかなと思いますね。

――西武の打線も強力です。代表決定戦でも浅村のホームランから火がつきましたし、どこからでもホームランが出るような打線ですね。

黒木ただ、ディフェンスや、攻撃面でも小技の重要度を見逃すことはできません。代表決定戦でもじゃむ~さんが5イニング目に内野ゴロで点を取ってとても有利に働いたじゃないですか。点数を取られないがために、ランナーを溜めて勝負を避けるという判断をすることはあるのですが、やはり勝負すべきところで勝負をしないと、逆に大量失点になってしまうこともあります。ですので、逃げるのではなく攻めていくような、守備も攻める、攻撃も攻める、とにかく攻めることができるチームが僕は日本一になると思います

2019年1月12日のe日本シリーズに進出を決めた横浜DeNAベイスターズのメンバー。果たして初代王者はどちらの手に渡るのか!?

パワプロ』史上、NPB史上初の試みである“eBASEBALL パワプロ・プロリーグ”、その最終決戦である“SMBC e日本シリーズ”は埼玉西武ライオンズ対横浜DeNAベイスターズの組み合わせで、2019年1月12日に開催される。ぜひチェックしてみてほしい!(公式サイトはこちら

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