真島ヒロ氏のファンタジー漫画を原作としたテレビアニメ「FAIRY TAIL」の最終章となるファイナルシーズンの放送が、10月からテレビ東京系6局ネットでスタートすることがわかった。
原作は、2006~17年に「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載され、コミックスの全世界累計発行部数が6000万部を超える人気作。火を自在に操る魔導士のナツが、魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のメンバーをはじめとする仲間たちとともに、数多の困難や強敵に立ち向かう姿を描く。
テレビアニメ版は09年にスタートし、これまでに計277話が放送。12年と17年には、劇場版も公開された。ナツが修行の旅に出て、「妖精の尻尾」が解散してから約1年後の世界を描く「ファイナルシーズン」では、世界中に散らばったギルドの仲間を探しながら、記者見習いとして年に一度の「大魔闘演武」の取材を進めるルーシィの前に、修業を終えたナツが現れる。
発表に合わせて、ティザービジュアルが公開。ナツが「妖精の尻尾」のギルド旗を掲げ、バラバラになってしまったギルドメンバーを再び集めるという、ナツの決意を表現したイラストとなっている。
メインキャストはナツ役の柿原徹也、ルーシィ役の平野綾、ハッピー役の釘宮理恵、グレイ役の中村悠一、エルザ役の大原さやからの続投が決定している。そのほか、今シリーズからの新キャラクターも多数登場するという。
メインスタッフも石平信司監督以下、シリーズ構成を十川誠志、キャラクターデザインを竹内進二、佐野聡彦が担当するシリーズおなじみの布陣。アニメーション制作も、第2期から引き続きA-1 Picturesとブリッジが行う。