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「ルパン三世」作者モンキー・パンチさん、肺炎のため死去 享年81歳

「ルパン三世」で知られる漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんが4月11日、肺炎のため死去していたことがわかった。享年81歳。17日に公式サイトで発表された。葬儀は近親者のみで執り行われ、後日「偲ぶ会」の開催が予定されているという。

モンキー・パンチさんは、1937年5月26日、北海道出身。1965年に漫画家デビューを果たし、1967年より代表作「ルパン三世」の連載を開始。同作は71年にテレビアニメ化されると、これまでにテレビアニメ、劇場アニメ、実写版など幾度も映像化され、現在まで高い人気を誇る。

80年代にはサンディエゴ・コミックコンベンションINKPOT賞、ローマ・コミックフェスティバルROMICS金賞、AMD Award功労賞を受賞し、2015年には東京アニメアワードアニメ功労賞に輝いた。近年は大手前大学の客員教授、札幌マンガ・アニメ学院の顧問に就任するなど、若い才能の育成に助力した。

また漫画家としてのみならず、映画「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」(96)では監督、「ルパン三世」50周年記念作「ルパンは今も燃えているか?」では総監督も務めた。「ルパン三世」公式サイトでは「生前は多くの魅力的なキャラクターを生み出し、映画『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』ではアニメーション監督としてもご活躍いただきました。謹んで哀悼の意を表すとともに感謝を申し上げます。ありがとうございました。合掌」という追悼の言葉が発表されている。

なお、日本テレビの「金曜ロードSHOW!」では、モンキー・パンチさん追悼放送として、「ルパン三世」劇場版第1作である「ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)」(78)が4月19日に放送される。

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