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米津玄師の主題歌が初お披露目 圧倒的映像美で描く「海獣の子供」新予告編完成

人気漫画家・五十嵐大介氏の初の長編作品を劇場アニメ化した「海獣の子供」の第2弾予告編が公開され、米津玄師の単独初となる映画主題歌「海の幽霊」がお披露目となった。米津の声が響き渡る映像のクライマックスには、主人公・琉花を飲みこむ巨大なザトウクジラが映し出され、壮大な物語への期待が高まる映像に仕上がっている。

第31回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞受賞作「鉄コン筋クリート」を手掛け、ハイエッジな映像表現で世界から注目を浴びるSTUDIO4℃がアニメ制作を担う本作。学校でも家庭でも居場所をなくした中学生の少女・琉花が、海と空という不思議な兄弟に出会い、海に宿る生命の秘密に触れていく海洋冒険物語を紡ぐ。芦田愛菜が琉花、石橋陽彩が海、浦上晟周が空の声を務めているほか、森崎ウィン、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、田中泯、富司純子が声の出演を果たしている。

予告編では、水族館のきらめく水槽の前にたたずむ琉花をはじめ、海の生き物たちと泳ぐ純真無垢な海、何もかも見透かしたような眼差しを浮かべる空、「僕たちは何も見えていないのと同じだ」とつぶやく海洋学者アングラードら個性的なキャラクターたちを活写。そして「命の祭りが、始まる」という言葉をきっかけに、体の異変に襲われる琉花の姿や、夜空から光り輝く流星が落ちる様子など、圧倒的な映像美で不思議な現象が描き出されていく。

本作のために主題歌を書き下ろした米津は、10代の頃から原作に惚れこんでいたという。「海の幽霊」の「大切なことは言葉にならない」という歌詞は、「一番大切な約束は、言葉では交わさない」という映画のキャッチコピーとも響き合い、切なくも美しいメロディにのせた米津の歌声が「命の物語」を力強く彩っている。

「海獣の子供」は、6月7日から全国で公開。

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