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「無敵超人ザンボット3」初ブルーレイボックス化 200ページのブックレットには未公開資料も掲載

「機動戦士ガンダム」の富野喜幸(現:富野由悠季)監督が、1977年に手がけたテレビアニメ「無敵超人ザンボット3」が、初めてブルーレイボックス化されることが決定した。12月4日に3万円(税抜き)で発売される。

同作は、地球侵略を開始した「ガイゾック」の魔の手に、神勝平、神北恵子、神江宇宙太ら“神ファミリー”が、はるかな昔に地球に飛来した先祖・ビアル星人が残した巨大合体ロボット・ザンボット3で立ち向かう姿を描く。日本サンライズ(現:サンライズ)初のオリジナル作品で、当時勧善懲悪が主流だった巨大ロボットものの作品ながら、戦いにより焼け出されてしまった人々の悲しみや怒りの矛先が、矢面に立って戦う神ファミリーへと向けられてしまったり、ラストシーンではガイゾックの目的が“悪しき考えに満ちた星の抹殺”にあることが判明したりするなど、ハードな展開が盛り込まれており、後続の作品に与えた影響も大きい。勝平役は先代「ドラえもん」役でおなじみの大山のぶ代が担当しており、キャラクターデザインとして、後に「機動戦士ガンダム」でも富野とタッグを組む安彦良和が参加している。

ブルーレイボックスでは、本編全23話をニュープリントマスターポジフィルムの2Kスキャンにより、全編フルHDリマスター映像として収録する。YouTubeでは、オープニング映像でSD画質とHD画質を比較する動画を公開中。

また、静止画特典として、第1話の絵コンテや、全23話分の完成台本が収録される予定。200ページにおよぶブックレットには、シリーズ構成・設定書や長編映画の構成台本といった未公開資料、富野監督や安彦へのインタビューなどが掲載される。三方背アートボックスのイラストは、安彦による描き下ろし。早期購入特典として、ボックスイラストを使用した、安彦の複製サイン入りB2サイズ布ポスターがプレゼントされる。

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