今回はアエル役・吉岡茉祐さんがメイン司会を務め、望月冬夜役の福原かつみさん、リンゼ・シルエスカ役・福緒唯さん、九重八重役・赤﨑千夏さん、スゥシィ・エルネア・オルトリンデ（スゥ）役・山下七海さん、ラピス役・茜屋日海夏さんが登壇した。
最初は作品の振り返りトークとファンからの質問に答えていく。イベント初登場の茜屋さんは「ラピスはあまり出番はなかったので……」と苦笑い。
続いて、ファンからの質問。クリスマスが近いということで「登場人物とクリスマスを過ごすなら誰？」という質問に福原さんは「すう。サンタ役をやりたいので」と回答し、女性キャストからは「福原さんは幼い子が好みなんですね」と疑われる一幕も（笑）。
福緒さんの「ポーラと琥珀です。ぬいぐるみも出ますし！」、山下さんの「八重です。たくさん食べてくれそうなので！」、茜屋さんは「冬夜くん。スマホがあるので、注文をすぐ取ってくれそう」など、個性豊かなコメントが飛び出した。
続いての「女性が多い現場でしたが、福原さんはどのようにして溶け込みましたか？」という質問に、福原さんは「監督からアイキャッチのダメ出しがたくさん飛んできましたが、キャストのみなさんがフォローしてくれて優しかったです。男性キャストの先輩もいらっしゃったので、みなさんに良くしていただきました」と回答。
吉岡さんも「私が参加したときは、既にいい空気が出来上がっていた」と感じていたそう。また「『純情エモーショナル』の冬夜バージョンが聞きたい」というリクエストを受けた福原さんが、なんとアカペラでサビを歌い切り、まさかの展開に女性キャスト陣は動揺（笑）。一方の会場からは大きな拍手が上がった。
「異世界まるみえ！ スマホ特捜部！」コーナーは、以前放送されていた、本作の魅力を余すことなくお伝えする番組『異世界はLINE LIVEとともに。』からクイズが出題。本コーナーはパーソナリティをしていた福緒さんが司会のもとで行われた。「福緒さんが『アニメを10回見ていると●●●な気持ちになる』とコメントし、もう一人のパーソナリティの高野麻里佳さんが若干引いてしまったそうですが、何と言ったでしょう？」（正解は「神様」）、「福原さんはアフレコ現場のことを何と表現したでしょう？」（正解は「緊張するが、安心して芝居を預けられる現場」）などの難問が次々に飛び出した。
なお、福原さんが番組あてに送った「呪術中心魔術士 秘術『増殖触手地獄』会得の修行中」という早口言葉を、この場で福原さんに披露してもらうことに。自分で考えた早口言葉に大苦戦し、場内からは笑い声が上がった。
結果は全員０点ということで「物販グッズを持ったパリピ衣装の自撮り写真を全世界に公開」という罰ゲームが執行。福原さんがひとりでパリピ衣装を担当し、女性キャスト陣はグッズを持ってパシャリ！ 写真は作品公式ツイッターにて公開された。
続いてはお楽しみの朗読コーナー。今回のイベントのために書き下ろされた物語「海、そしてアクティビティ」では、海に遊びに行った一行が「ビーチフラッグ」に挑戦。
スゥが予想外のスピードを見せつけたり、ラピスとアエルがデッドヒートを繰り広げ、その流れでなぜか福原さんがふたたび歌声を披露するなど（笑）見どころ満載の内容だった。
「冬夜の嫁！ 選手権！！」コーナーでは、女性キャスト陣が福原さんと同じ考えを持っているとポイントがたまり、数多くポイントを獲得した「冬夜の嫁」にはごほうびがもらえるという企画。
「友達に『その服、似合ってないよ』と言われたとき、どうする？」というお題に、茜屋さんは「私が好きなんだからいいんだもん！」福緒さんは「私も一緒に選んだんだけど……、と連帯責任にする」などの答えが飛び出した。
続いてのお題は「ゴリラが家具コーナーのベッドで寝ているとき、どうする？」。赤﨑さんは、きゃぴきゃぴ声で「ゴリラさんかわいい！」と、山下さんは「『びっくりした！』と言って抱きつく」と回答し、あざとさ（？）を発揮した。なお、福原さんは山下さんの答えがドンピシャだったとのこと。
そして、最後のお題は「福原さんが急に落ち込み始めたとき、どうする？」。ここでは原作者の冬原パトラ先生がアフレコ現場に『萩の月』を始めとした宮城の名産品をたくさん差し入れしてくれたエピソードも披露された。福原さんいわく、赤﨑さんの「ほっとく」が正解。優勝した赤﨑さんにはブリュンヒルド公国から「銀貨１枚相当の現代で使用できるカード（某ギフトカード）」が贈呈された。
最後はプレゼント抽選会。豪華「監督直筆のイラスト色紙」が8名にプレゼントされ、盛況のうちにイベントは終了した。
＜Text／ダンディ佐伯＞