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「若おかみは小学生!」TVアニメ新主題歌&劇場版主題歌に“原作直撃世代”の藤原さくら

令丈ヒロ子氏の児童文学(講談社刊)が原作のアニメ「若おかみは小学生!」の主題歌アーティストに、シンガーソングライターの藤原さくらが起用された。放送中のテレビアニメ版新主題歌と、9月21日に公開される劇場版主題歌の双方を書き下ろす。

「講談社青い鳥文庫」から刊行されている原作は、累計発行部数300万部を超える人気シリーズ。交通事故で両親を亡くした小学6年生の関織子(おっこ)が、ユーレイのウリ坊やライバルの秋野真月に助けられながら、温泉旅館「春の屋」の若女将として奮闘する姿を描く。テレビアニメ版は4月から放送されており、劇場版では「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリ作品に作画監督として参加した高坂希太郎が、2003年公開の「茄子 アンダルシアの夏」以来15年ぶりに劇場公開作品の監督を務める。

テレビアニメ版新主題歌のタイトルは「NEW DAY」で、7月8日放送回からオンエア。原作を学校の図書館で知ったという直撃世代の藤原は、「明るさやかわいらしさを意識し、朝に見る若い年代を意識しながら、わかりやすくて、歌いやすい歌詞を作りました」と制作の舞台裏を紹介している。

また、劇場版主題歌「また明日」については、「歌詞を書くのに相当悩みました。私自身、見ていて胸が苦しくなるようなシーンもたくさんあったので、底抜けに明るい歌詞にはしたくなく、おっこちゃんが小さい体で抱えている思いを歌詞にしたいと思ったんです。だけど、哀しいだけではなくて、おっこちゃんがいろんな人に出会って、そこから成長して、明日も頑張っていけるような歌詞を、おっこちゃんになったつもりで書かせてもらいました。明日もまた笑えるように、シンプルに前向きになれる曲になればいいなと思って作りました」と胸中を明かした。

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