テレビアニメ「true tears」の放送10周年を記念し、ブルーレイボックスの発売が決定した。3枚組に全13話を網羅し、第13話は、2010年リリースの「true tears Blu-ray Box」用に制作された、約3分間の新作エピローグ映像を含む特別版での収録となる。
2008年に放送された同作は、絵本作家を目指す仲上眞一郎や、悲しいことがあっても泣けなくなってしまった石動乃絵ら、高校生たちの青春を描いた物語。後に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を手がける岡田麿里がシリーズ構成として参加し、アニメーション制作会社のP.A.WORKSと初タッグを組んだ作品で、その後も岡田は「花咲くいろは」や「凪のあすから」、初監督作品となった劇場アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」などで、同社と制作に取り組んでいる。
ボックスにはキャラクターデザインを務めた関口可奈味による描き下ろしイラストを使用。18年9月26日から19年9月25日までの期間限定生産で、価格は9800円（税抜き）。バンダイビジュアルクラブやアニメイトほか対象店舗での購入者には、先着で描き下ろしミニ色紙が配布される。9月15～16日に、同作の物語の舞台となった富山県で開催される城端むぎや祭では、先行販売も行われる。
なお、藤本透が執筆、キャラクター原案を手がけた上田夢人が表紙と挿絵を担当するノベライズ「true tears 小説版 第1話」が、P.A.WORKSの電子書籍専門レーベル「P.A.BOOKS」から発売中。富山・南砺市クリエイタープラザ内「カフェトリアン」では、6月4日まで「true tears 10th メモリアルin カフェトリアン」を開催中だ。