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船越英一郎「劇場版Infini-T Force」で南部博士に 鈴木一真、遠藤綾も出演

「劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」に、ベテラン俳優の船越英一郎が出演することがわかった。船越は、ガッチャマン(G-1号)こと鷲尾健が率いる「科学忍者隊」の創設者で、彼らにとっては父親のような存在でもある天才科学者・南部博士役を演じる。また「科学忍者隊」のサブリーダー・コンドルのジョー(G-2号)ことジョージ浅倉役には俳優の鈴木一真、ある目的を持って南部博士に接触する政府関係者・佐々岡役には「マクロスF」の声優・遠藤綾が選ばれた。

「Infini-T Force」は、アニメーション制作会社・タツノコプロの創設55周年を記念した一大プロジェクト。同社を代表する作品のクロスオーバーが実現し、「科学忍者隊ガッチャマン」「宇宙の騎士テッカマン」「破裏拳ポリマー」「新造人間キャシャーン」に登場するヒーロー「タツノコレジェンズ」たちが、ともに巨大な悪に立ち向かっていく。10月から放送されたフル3DCGによるテレビアニメ版に続く劇場版は、テレビシリーズの後日談となり、自分たちの世界を取り戻した4人のヒーローたちと、ヒロインの界堂笑(かいどうえみ)が再び一堂に会する。人類の敵「ギャラクター」の魔の手に対し、「科学忍者隊」が戦い続けた世界に降り立ったヒーローたちだったが、彼らの前に現れた南部博士は、見知ったはずの健に敵対を告げる。

1960年生まれでタツノコプロの作品によって育まれてきたと語る船越は、「南部博士のお話をいただいたときは本当にうれしかったのですが、同時に緊張感も味わいました。オリジナル版の南部博士の声は大平透さんで、タツノコプロは大平さんを外しては語れないのではないか、というほどの方です。アニメファンの端くれといたしましては、オリジナルのイメージが壊れてしまうと若干アレルギー反応が出てしまう心理もよくわかります」とプレッシャーを明かし、「かといって、大平さんのモノマネをするわけにもいきませんし、南部博士そのものも、現代風に洗礼されてダンディさが増しています。自身のオリジナリティもプラスしながら、でも僕と同世代の方たちが劇場に足を運んでいただいたときに拒否反応が出ないような、そんな南部博士をどう作っていくのか、本当に孤軍奮闘したような次第です」と収録を振り返っている。

ガッチャマン、コンドルのジョー、南部博士の3人に焦点を当てたメインビジュアルも発表。あわせて公開された予告編では、すべてを滅ぼすという「特異点」の存在が示唆されており、南部博士が「どうやら君たちは私の敵らしい」と言い放つシーンや、ジョーが「奴はもう俺たちの知っている南部博士じゃない」と健に忠告する場面も収録されている。

「劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」は、2018年2月24日全国ロードショー。

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