5月26日~27日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。5月最後の週末は4本の新作がランクインしたが、「名探偵コナン ゼロの執行人」の牙城は崩せなかった。「コナン」は週末2日間で動員13万人、興収1億8000万円を稼ぎ、7週連続で首位を獲得。累計動員は580万人、興収は75億円を突破し、シリーズ最高興収記録を伸ばし続け、80億円へ向け突き進んでいる。
新作「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」は9位スタート。同作は、2006〜08年に計2シーズンが放送された人気テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を再構築した劇場版3部作の完結編だ。全国79スクリーンの公開規模ながら、高いスクリーンアベレージをあげている。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章『煉獄篇』」は圏外の15位スタートとなったが、こちらも全国35スクリーンでの公開ながら「コードギアス」を上回る高稼働をみせている。
新作では他に、「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」が2位に初登場。「恋は雨上がりのように」が4位、「友罪」は5位にランクインした。
なお、3位の「ピーターラビット」は累計興収が5億円、6位の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は35億円を突破している。