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『スターリンク バトル・フォー・アトラス』新機軸のシューティングアクションを実際のモジュールトイで解説しちゃおう!

壮大な宇宙を舞台にした心躍る大冒険が始まる!

ユービーアイソフトより2019年4月25日発売予定の『スターリンク バトル・フォー・アトラス』。海外ではすでに発売されていますが、モジュールトイという革命的なアイデアを実現しただけでなく、シューティングアクションとしても革新が詰まった本作の魅力を徹底的に解説していきましょう。ギミックだけにとらわれず、自由度の高いカスタマイズ要素や魅力的なパイロットにスターシップなど、ゲームシステムの理解を深めれば、本作に注目すべき理由がわかるはずです。

ゲームの詳細を話すまえに、まずは本作の簡単なストーリーを。北極に宇宙船が不時着し、その中で謎の生命体“ジャッジ”が発見されます。ジャッジの協力もあって、超高速移動技術の開発に成功した平和維持組織“スターリンク・イニシアチブ”は、ジャッジの出生を探るべく、地球より431光年も離れたアトラス星系へと旅立つことに。古代文明によるアーティファクトが謎を解く鍵と知ったイニシアチブでしたが、そこで待っていたのは!? “忘れ去られしレギオン”との戦い、その裏に隠された謎を明かす冒険が始まる……。これが基本的なストーリーラインとなります。

広大なオープンワールドで構成されたアトラス星系

冒険の舞台となるアトラス星系は、不毛の荒野が広がる“キライト”や死の楽園“ヘイブン”、氷の惑星“ツンドリア”など、環境や生態系が異な7つの惑星で構成されています。しかも、星系は大きなオープンワールドとなっており、プレイヤーは好きな惑星を好きなように探索を楽しめるのです。ストーリーはメインミッションを追っていけば体験できますが、膨大な数のサイドミッションが用意されているので、ボリュームは底知れないものになっています。

メインミッションをいかにしてクリアーしていくのか、敵との戦闘や素材採取、調査などのサイドミッションの進め方などで、敵勢力と味方勢力の勢力図がダイナミックに変化するところもユニーク。その状況によって戦略を変えて対処するという、ただ一本道を体験するだけでは終わらない点も新鮮です。

『スターリンク』を唯一無二のゲームにするモジュールトイ

本作を唯一のゲームとしているのが、パイロットやスターシップ、武器のアタッチメントで構成されるモジュールトイを組み合わせて戦うシステム。モジュールトイを実際のコントローラに装着し、さまざまなパーツを切り換えることで、ゲーム内に表示されたスターシップが瞬時に変更されるというシステムは、おもちゃを集める楽しさに、シューティングゲームの爽快感と戦略性を合わせた斬新さをもたらしてくれます。

ニンテンドースイッチ版には『スターフォックス』のフォックスとアーウィンが登場することは、この記事を読んでいる方ならご存じでしょう。フォックスをパイロットに、愛機アーウィンで本作の世界を飛び回れるので、ファンは感涙必至です。『スターフォックス』でおなじみのキャラクターも登場するとか!?

それぞれが固有のアビリティを持っているので、プレイヤーは好きなパイロットと機体、武器を選んで広大なアトラス星系に旅立つことになります。主軸となるストーリーはパイロットで変わることはありませんが、アビリティやスキルによってプレイスタイルが変わるので、慎重に選びたいところです。頻繁に発生するパイロットどうしの会話など、ゲーム中に楽しめるポイントもたくさんありますよ!

<メイソン・ラナ>
 天才的な発明家・エンジニア。機体の各パーツやパイロットを自由に切り換えるスターリンクテクノロジーの開発者。つねに全力で、仲間の力を引き出すことが目標。
パイロットアビリティ:サテライトキャノン
 広範囲にわたる目標を攻撃する、強力な軌道レーザーを要請できる。攻撃できる範囲は固定のため、動きが遅いか、動かない目標に有効。

<シェイド>
 盗人であり、密輸人でもあるアウトロー。アトラスでのすさんだ生活のせいで、皮肉で口達者な悪党になった。イニシアティブへの同行を申し出るが……。
パイロットアビリティ:バニッシュ
 敵から姿を消して逃げることができるため、目標に忍び寄り、機先を制するのに有効。攻撃するかアイテムを拾うと、効果は切れる。

<チェイス・ダ・シルバ>
 ブラジル出身のストリートレーサー。レースで片腕と片脚を失ったが、その明るさと勇敢さでイニシアティブに。機体のスピードと操作性を限界まで引き出せる。
パイロットアビリティ:オーバードライブ
 短時間なら無限にブーストできるため、機体のスピードと操作性が上昇する。レベルを上げると、効果時間とダメージがさらにアップ。

パイロットたちはステータスに合わせた固有のスキルも持っているので、それらを強化することで戦略の幅はどんどん広がっていきます。

 たとえば仲間を大事にするメイソンなら味方の防御力をアップ、元レーサーのチェイスは味方全員のスピードをアップする“指導スキル”を有しています。固有のパイロットアビリティを強化するもの、ステータスをつねにアップさせるなど、自分のプレイに合ったスキルでパイロットを選ぶのもいいですね。

スターシップをカスタマイズして自分だけの愛機を作ろう

プレイヤーの愛機となるスターシップは、スピード、操作性、防御力、エネルギー、重量において、それぞれが個性的な性能を持っています。自分のプレイスタイルに合った機体を選ぶのもいいですし、パイロットが持つアビリティと相談して選ぶのもアリです。

武器だけでなく、操作性やステータスを調整できるウイング、改造パーツを使用して、基本性能を特化するのか、弱点を補うのか。カスタマイズの自由度は高くなっています。さらに、自機が撃ち落されても新しい機体に切り換えれば、すぐに復帰できるのも魅力! そんなスターシップから一部を紹介しましょう。

<ゼニス>
 高エネルギークラスで、重量はミディアム。あらゆる状況に適応できるバランス型。エネルギーも多く、ウェポンを持続的に使用しやすい。ウイングで防御力が向上。

<パルス>
 パフォーマンスクラスで、重量はライト。スピードと操作性が高く、軽快で小回りが利くが、防御力とエネルギーは低め。ウイングによって操作性がさらに向上する。

<ネプチューン>
 重量はウルトラヘビーで、防御力とエネルギーに特化されているため、スピードと操作性は低め。耐ダメージ構造を持ち、攻撃向き。ウィングでエネルギーが向上する。

<ナディア>
 重量はヘビーだが、スピードに優れたロケットクラスのスターシップ。最高のブースト性能を持つが、操作性に難あり。ウイングでスピードと操作性を向上できる。

スターシップは、改造パーツでも性能をアップできます。エネルギーや飛行能力、パイロットアビリティの強化が可能なコア、防御力を強化するアーマー、改造パーツを強化して弱点を補正できるブースターなど、その内容は多彩。強力な敵を倒したり、惑星の探索などを通して改造パーツを入手して、スターシップのカスタマイズを楽しみましょう!

ウェポンのポイントは敵の属性! 多彩な武器からお気に入りを

敵はそれぞれにエレメンタル(属性)を持っており、武器にもステータス効果が設定されています。加えてダメージ値はもちろん、射程に発射速度、エネルギー消費量が異なるので敵の属性や環境、機体などに合わせて左右のウイングに、適した武器を選択することが重要です。

敵の弱点を狙える精密度の高いプレシジョンウェポンや、装甲が分厚い巨大な敵や建造物に有効となるシージウェポンなど、武器そのものの特性も重要なポイントとなります。では、たくさん用意されたウェポンの中から、本当にごく一部をピックアップします!

<フロストバラージ>
 温度を急激に低下させて敵の動きを遅くする。命中時にフロストを散布する誘導ミサイルを一斉発射するため、高速で捕捉の難しい敵に。ヒート属性の敵に特に有効。

<フレームスロアー>
 燃料を噴射し、広範囲にわたって火を放つ。炎上した敵は時間とともにダメージが蓄積。フリーズ属性の敵に特に有効だ。ボスや建造物にクリティカルダメージも!

<インプローダー>
 ブラックホールを放ち、敵の集団を固めて捕える、ボルテックス属性の武器。高ダメージでボスや建造物にクリティカルダメージを与えられるが、連射はできない。

<フローター>
 敵を宙づりにして捕えて、自動追尾ミサイルでダメージを与える、ステイシス属性の武器。捕捉しにくい敵やグラビティ属性を持つ敵に有効打となる。

<シュレッダー>
 エレメント耐性を無視して物理ダメージを与えられる武器。高速弾を放って大半の装甲を貫き、どのような戦闘にも対応できる。精密射撃で弱点を狙うといい。

異なる属性を持つ武器を組み合わせて攻撃すると、コンボアタックが発生します。たとえば、フリーズさせた敵にフレーム属性の武器で攻撃すると属性が結合し、サーマルショックとなって敵の動きを短時間止められる追加効果が発生します。

フリーズ属性の武器で凍らせた敵に、強い物理攻撃で衝撃を与えると敵が粉砕されるなど、属性が異なる武器を装備して攻撃すれば、多彩なコンボ攻撃が実現するということです。いろいろな武器を組み合わせて、敵にクリティカルな攻撃を見つけ出してみましょう!

駆け足でざっと本作のポイントを解説してみましたが、いかがでしょうか? 開発スタッフがお子さんだけでなく大人も十分に楽しめるゲームを目指したと言うように、発想次第で無限に可能性が広がると思いませんか?

スターターパックを買えば、すぐにオープンワールド・アクションシューティングの革新を体験できます。発売は2019年4月25日とまだ遠いのですが、ぜひその手でモジュールトイに触れていただきたい!

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